FOMCの注目点【転ばぬ先のテクニカル】

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値嵩半導体大幅高で指数牽引

昨日の東京株式市場は3日振りに反発しました。FOMCの結果発表を控え積極的な売買は手控えられましたが、米上院が2800億円規模の半導体補助金法案の手続きを進めることを承認したことで、久々に値嵩半導体関連銘柄が大幅高したことで指数を牽引した格好です。日経平均は200日移動平均線が下値サポート機能を発揮し陽線形成となりました。FOMCを通過すればアク抜けするとの期待もあったと思われます。

予想通りか、次回の見通し示すか

この記事が掲載される頃にはFOMCの結果も出ているでしょうが、今回のFOMCの注目点は以下の通りです。まず7月の利上げ幅が市場予想通りだったかどうか。金利先物市場では0.75%利上げ予想が75%を占めており、その通りかどうか。そしてパウエル議長が記者会見で次回の9月会合の見通しを示すかどうか。5月、6月の会合では次回の利上げ幅の見通しを語りました。

リセッションへの警戒度合いも

しかし、次回のFOMCは9月21日と2カ月先であり、この間に消費者物価指数の発表が2回あります。そのため数値を含めて見通しをださないといった観測もあり注目部分です。また、年後半にインフレが落ち着くかどうか。更に、このところ発表された経済指標が市場予想を下回るものが目立っており、景気後退(リセッション)に対する警戒度合いも大切です。

急激な利上げ慎重姿勢なら…

今後、急激な利上げの継続に慎重姿勢となるならば、各種マーケットが大きく変化することでしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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