引き続き材料株と中小型株を個別物色【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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4週ぶり反落もスピード調整一巡

前週の東京市場は4週ぶりに反落しました。ただ、日経平均は前週末比288円安と押し幅は小さく、週末にかけ切り返したことで週足は陰線ながら下ヒゲを引いています。ジャクソンホール会合を控えて米利上げペース加速が懸念され、前の週から24日にかけ5日続落しましたが、調整色強めていた米国株が持ち直し、後半は押し目買いが優勢になりました。パウエルFRB議長の講演を前に上値の買いは手控えられ戻し切れなかったものの、日足は25日線を下値に切り返し、スピード調整が一巡したかたちになっています。

米雇用統計発表控え週末に向け様子見

週明けはジャクソンホール会合でのパウエル議長講演と7月PCEデフレータを受けた米国株市場の反応を確認しての対応になりますが、無風通過なら一旦あく抜け感から上値を試しそうです。ただ、米8月雇用統計をはじめ経済指標の発表が多く、週末に向け様子見ムードが強まるでしょう。引き続き材料株や中小型株を個別に物色していくことになりそうで、米長期金利の上昇局面では原発関連やリオープンなどの材料株、低下局面ではグロース系の中小型株に買いが向かうと見ています。

グロース株買い直し原発関連に仕込み

推奨銘柄については前の週に過半をいったん利益確定しており、前週は坪田ラボ<4890>やマイクロ波<9227>に加え、メルカリ<4385>、芝浦メカ<6590>のグロース・ハイテク株を買い直す一方、日本製鋼<5631>と東電HD<9501>の原発関連に仕込みを入れました。引き続き物色の流れを確認しながら個別に強い銘柄を狙う考えです。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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