日米の賃金格差【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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物価も高いが時給も高い

注目された米国の雇用統計は市場予想通りだったが、FRBが利上げを打ち止めできるほどの悪い内容ではないなどとして2日のニューヨーク市場はダウは330ドルほど安く引けている。
雇用統計の細かい内容は確認していなが、庶民的な感覚として感じることは米国の平均時給が32ドル程度という高い水準であること。もちろん州や働く内容で時給は異なるが、日本円に直せば4480円にもなり、物価も高いが時給も高いことを改めて認識させられる。

極めて日本は深刻

一方、日本の場合は個人経営のコンビニだと950円程度でほぼ最低賃金。筆者の知人が住むマンションではこの半年間、辞めた管理人の後任が決まらず、困っている言っていたが、よく聞くと時給が1000円。住人の苦情を聞くなどストレスがたまる仕事なのにこの時給なら応募者は少ないと話していた。
賃金が上がらないのに生活必需品の値上げペースは早いのだから、この状態を放置すれば日本人は更に貧乏になるが、残念ながら現政権は保身ばかりで希望は持てない。希望が持てないと結婚から子育てなんてことを考えなくなるだろう。極めて日本は深刻だ。

 

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