2月期第2四半期発表スタート【話題のテーマと狙える銘柄】

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円安デメリットと入国制限緩和の綱引き

9月下旬から2月期企業の第2四半期(3~8月)累計決算発表がスタートする。外食や小売りなど内需型のBtoCが多くを占める2月期企業は日米金利差による急速な円安による輸入原料高の影響を受けるが、その一方で、コロナ禍で続いた行動制限緩和や入国制限緩和によるインバウンド需要回復など経済活動正常化の恩恵を享受する企業もある。不透明要因が多いなかで、好決算を発表する企業は評価されることになる。注目銘柄をピックアップしてみた。

まずはあさひと西松屋

9月26日のあさひ(3333)から第2四半期発表がスタートする。あさひについては「収益認識に関する会計基準」を今期から適用で前期との単純比較はできないが、仕入れ値上昇分を価格転嫁しているためこれによる落ち込みを電動アシスト付き自転車など高額商品に販売増でカバーできるかが焦点。28日発表の西松屋チェーン(7545)は7月には夏物販売が好調ながら8月は売上高は単月で前年を下回っている。

スーパー2社は?

29日はケーヨー(8168)と平和堂(8267)が発表、両社とも巣ごもり消費反動減は織り込み済で既存店の落ち込みがどの程度かが注視されよう。

ダイセキは円安効果

10月に入ると3日にダイセキ(9793)とダイセキ環境ソリューション(1712)が発表する。ダイセキMCRが手掛ける鉛リサイクル事業は、円安による鉛相場の高止まりにより、採算は大きく改善しており、更なる円安効果による利益上乗せに期待。

安川電機は?

そして3月期決算企業の動向を占ううえで7日の安川電機(6506)が注目される。中国ロックダウンの影響がリスク要因ながら半導体関連でのACサーボの受注は強含みと言われており、通期連結営業利益720億円(前期比36.2%増)達成へ向けての進捗状況が話題を集めることになろう。

 

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