マイクロ波やマイクロアドは堅調【正直じいさんの株で大判小判】

大幅反発も円高重石で上げ幅縮める

１日午前の東京市場は大幅反発、日経平均は３１２円高です。パウエルＦＲＢ議長が講演で１２月のＦＯＭＣで利上げ幅縮小の可能性に言及したことで、前日の米国株市場で主要指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、主力株を中心に買いが優勢になりました。ただ、ドル円が１３６円７０銭台へ急速に円高が進んだことが重しになり、朝方に４５０円超上昇したあとは上げ幅を縮めています。

値下がり銘柄が大きく上回る

ただ、指数主体の買戻し動きで金融株や円高を受けて自動車株の一角が安く、利益確定売りに押される中小型株も目立っており、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり６９１に対して値下がり１０５９と値下がりが大きく上回っています。推奨銘柄ではマイクロ波<9227>やマイクロアド<9553>は堅調でしたが、朝高の後伸び悩む銘柄がほとんどで、前場はＡバランス<3856>とテセック<6337>を利益確定する一方、買いはステムセル研<7096>、とイントループ<9556>にとどめました。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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