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反発も値下がり銘柄7割以上
週明け5日の東京市場は小幅に反発しました。日経平均は42円高です。11月米雇用統は予想を上回り改めてインフレが警戒されたことから、前週末の米国株市場はマチマチの動きで、方向感の定まらない展開でした。為替が円高に振れていることが上値を抑えましたが、ファーストリテイリングやファナックなど値嵩株の一角が買われ指数を支えています。もっとも、個別物色意欲は失せた状況でプライム市場の騰落銘柄数は値下がりが1136と6割以上を占め、TOPIXは続落しました。
6月以降IPOの下げ目立つ
中小型株が軟調で特にエニーカラーを筆頭に6月以降のIPOには年末のIPOラッシュを控えて換金売りが出たようで、派手に下げる銘柄が目立ちました。スピード調整一巡から出直りつつあった銘柄も売り直されており、きょうは売り買いとも手控え様子を見ました。まずは中小型グロース株への売り出直る局面をまって、でナンピンを入れるか戻り売りかの判断をしたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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