金融危機一旦回避で底堅い展開か?【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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日経平均は2万7000円台を固める動き

先週の日経平均は前週末比約51円高と2週ぶりに反発した。
経営危機に陥っていたクレディスイスをUBSが買収することで落ち着き世界的な金融パニック懸念が後退し日経平均は2万7000円台を固める動きとなった。

早晩利上げの停止がある?

利上げ停止も期待されていた米FOMCは0.25%の利上げとなったが声明文から「継続的な利上げ」の文章が削除されたため今後早晩利上げの停止があると思われ米長期金利は下落した。
そのため、為替は一時129円台にまで入る円高に振れたが日経平均は底堅い展開であった。

配当再投資が下支えするが・・・

今週は3月期の権利取り最終週となる。日経平均ベースで約250円の影響と予想されるが配当再投資で約1500億円、TOPIXベースでは約9500億円と見込まれており相場の下支え要因となろう。
だが、その買い需要がなくなる4月新年度入りには円高を理由に売られる可能性もあるので注意したい。

先高期待は大きい

チャートでは週末引け値が5日移動平均線(2万7310円処)や25日移動平均線(2万7219円処)を上回り更に一目均衡表の転換線(2万7270円処)も抜いて引けてきているので先高期待は大きい。
先週は下げ幅の38.2%戻しの2万7530円処で止まったが今週は抜いてくると窓埋めの2万7631円がターゲットになりそうだ。
この水準には一目均衡表の基準線(2万7684円処)が位置し意識されるラインとなろう。

下値は?

一方、下値は13週移動平均線(2万7160円処)、節目の27000円、ボリンジャーバンドの-2σ(2万6700円処)があげられよう。
23日の安値(2万7175円)を割ってくると下値切り上げトレンドが崩れるため戻り相場は一旦終了し2番底探りの展開になることも想定されるので注意したい。
今週は配当取りなどの買い需要が見込まれるため底堅い展開を予想する。
レンジは2万6800円~2万7700円を想定する。

(ハチロク)

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