関西電力(9503)が反発、一時前日比86.0円高の1227.0円まで買われている。5日付のレポートみずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を930円から1400円へ引き上げたことが材料視された。現在政府が進めている原子力事業環境整備の議論は注視したいとしているものの、高浜原発3、4号機の裁判の予定(12月26日まで審理終結)が明らかとなった点、大飯原発3、4号機の適合性審査に進展がみられる点、同業他社比でのコスト競争力の差が縮小していく点等を評価している。
証券市場新聞