新興グロース下値拾われる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大荒れで朝高のあと急反落し安値引け

7日の東京市場は5日ぶり急反落しました。日経平均は593円安です。米国株市場が反発したことで買いが先行しましたが、寄り直後に200円超に上昇したあとは先物主導で値を崩しました。一時500円以上下落した後は持ち直し、後場に入るとしばらくは戻りを試していましたが、植田日銀総裁もETFに関する発言が伝わると再び下げ幅を広げ、きょうの安値で引けています。下落幅は今年2番目、日中中値幅は今年最大で、大荒れの一日になりました。

急ピッチの上昇に対する自律調整の範囲

日経平均は前日までの4日間で1600円以上上昇していた反動で、高値警戒感から利益確定売りが一気に表面化しました。半導体関連と周辺銘柄や商社などここまで相場をけん引し高値圏にある銘柄の下げが目立ち、週末にメジャーSQ算出を控えた売り仕掛け的な動きも値幅を増幅させたようです。ただ、日経平均は5日線を上回っており、急ピッチの上昇に対する自律調整の範囲内にとどまっています。

マザーズ指数は小幅ながら上昇し一時年初来高値

先行した主力株が利食い売りに押される一方、出遅れている新興グロース株は下値を拾われ、マザーズ指数は小幅ながら上昇して終え、一時年初来高値を更新しました。推奨銘柄は伸び悩みながら底堅く推移しており、前場は円谷フィール<2767>への打診買いにとどめましたが、後場は大引けにかけ締まってきたギックス<9219>やブティックス<9272>、フュージック<5256>など数銘柄に買いを入れています。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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