日銀の投資手法【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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ETFの含み益

日経平均がバブル後の高値を付けることに伴って日銀が保有する上場投資信託(ETF)の含み益も話題になっている。
日銀によるETF買いは株価急落時には救世主的な存在になっていたが、2020年の3月に日経平均が1万6358円まで暴落した際には、含み損が出て国会で野党が問題視したことを憶えている。そこから日経平均はほぼ倍になったのだが、現在では含み益が20兆円にもなったと報じられている。

日銀の手法が理にかなっていた

含み益が出たからと言ってマーケットに与える影響を考慮すれば売却は簡単ではなく、出口戦略は今後も折に触れて話題になっていくだろうが、改めて感じることは、株式投資に関しては日銀の手法が理にかなっていたということ。

優良株を安く買って持ち続ける

日銀は株価の下落過程で優良株を安く買って持ち続けてきた。筆者を含めて個人は値動きが良いとかだけの理由で新興銘柄や低位材料株を買ってしまうが、その動きが止まると売却してまって結局は損をしてしまったことが多々ある。当たり前の投資手法は簡単そうで以外に難しいが、日銀を少しは見習いたいものだ。

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