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海外投資家が記録的な上げ演出
先週の東京株式市場は9週続伸となりました。9週続伸は確かバブル相場の絶頂期である1989年以来34年6か月ぶりの記録だと思います。海外投資家が3月最終週から現物株を10週連続買い越しており、彼らがバブル相場を彷彿とさせる買いっぷりで記録的な上げが演出されています。
更に記録伸ばすのか
酒田五法では、新値八手、十手とソロソロ一旦は手を引くことを説いていますが、果たして更に記録を伸ばすのかどうか。週足ローソク足は十字足に近い陽線を形成。しかも3月安値から週足ローソク足で四空形成。裁定取引の買い残は1兆3380億円と1月ボトムから3.8倍になりました。
陰線包み足否定するまで強気禁物
6月限の日経225先物清算値(SQ)は3万2018.38円で着地。SQ値を上回っている間は強気目線ですが、割り込むケースでは注意が必要。ただし、上値遊び中は6日の陰線包み足を否定する上昇が確定するまでは強気することも禁物であり、今週は3万2708.53円を抜けるのか、3万2018.38円を割り込むのかを見ていかねばなりません。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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