外資系は強気【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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続落し6月19日以降の安値更新

先週の東京株式市場は続落しました。日経平均は週間で1022円安となり、6月19日以降の安値を更新しました。短期、中期のテクニカルチャートは崩れてきました。5日線と75日線、そして5週線と13週線がデッドクロス。日足一目均衡表では雲の下限に接近しており、厳しい展開となってきました。

三段下げに突入

ただし、16日以降の3日間は寄り付きが下放れスタートで三空叩き込みに近い足。ただし、6月19日高値からは以下のように三段下げに突入してきました。
3万3772.89円~①~3万2306.99円~②~3万3762.81円~③~3万1791.71円~④~3万3488.77円~⑤~3万1275.25円です。

外資系強気の手口ばかり目につく

ところで、このところの急落に対し、外資系の動きがどうなっているかといえば、9月限オプション取引の手口からはコール買い、プット売りという強気の手口ばかりが目につきます。大口投資家のABNアムロを筆頭にゴールドマン・サックスの残高をみると、3万2500円を睨んだポジション形成となっており、彼らはこの下げを買い場と捉えているようです。

海外投資家は現物株7週連続買い越す

額が減ったとはいえ、17日に発表された8月7日~10日分の投資部門別売買状況では、海外投資家が現物株を7週連続で買い越していました。5月~6月に大規模に買い越して以降、売り越したのは6月第3週のみであり、依然として日本株に資金を振り向けてきており、現状、弱気する必要はないと判断しています。

火曜日以降の動きに注目

日柄では先週木曜日に変化日を迎え、そのオーブが過ぎる今週火曜日以降の動きに注目です。ここよりどこで底打ちするのか観察しつつ、仕込み場を迎えているのではないかと考えております。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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