5日線を回復【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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エヌビディア大幅高でナスダック反発

昨日の東京株式市場は続伸しました。21日の米国市場はマチマチの展開でした。今週末の米カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演を行うことから買いを手控える投資家も多く、ダウはマイナス圏での推移となりましたが、23日の決算発表を前にアナリストによる目標株価の引き上げが相次いだ半導体のエヌビディアが大幅高となったことからハイテク全般に買い直されナスダック指数は上げ幅を拡大し5営業日ぶり反発しました。

長期金利上昇もハイテクへの影響は限定的

長期金利が上昇し10年債利回りは一時4.353%まで上昇し、2007年11月以来15年9カ月ぶりの高い水準となりましたが、ハイテク株への影響は限定的だったことは不思議です。

東京市場も値嵩半導体株が牽引

ドル円相場が146円台まで円安が進行したことで、東京市場も値嵩半導体株が牽引し、日経平均は一時3万1906円高値までありました。昨日、上値を抑えた5日線(3万1637円)をあっさりと抜け出したことは好感されます。現在、75日線が3万2019円に走っており、次の抵抗ラインとして意識されることでしょう。

基本的に押し目買い

お伝えしてきましたように先週末の日柄変化日が底となり今週に入って続伸してきましたが、ハッキリと底打ち宣言できるほどの上昇とはなっていません。現状は売られ過ぎからの一時的なリバウンド領域に過ぎず、上記の75日線や3万2400円近辺に位置する13週線回復が必要であり、ここで強気して順張りすることは控える必要があると思います。基本的には押し目買いで対処ということです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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