レジスタンスラインに接近【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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買い先行スタートから上値追い

28日の東京株式市場は反発し、日経平均は3万2000円台を回復しました。注目されたジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演は、追加利上げの可能性を除外しなかったのですが、一方で過剰な利上げリスクを認識し、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示したことで、長期金利が低下し、NY株式相場は反発しました。シカゴの日経225先物は230円高の3万1860円で帰ってきたことから、この日の株式市場は買い先行スタートから上値追いの展開となりました。

取り敢えず5日線を回復

先週末はパウエル議長発言を警戒したポジション調整売りで662円下げましたが、その下げ幅の約8割を取り戻す展開となりました。取り敢えず日経平均は5日線を回復してきました。この上には3万2175円の75日線、3万2290円の25日線がレジスタンスラインです。ここを抜けられるかどうかが関心事ということになります。

重要指標の発表が目白押し

今週は重要指標の発表が目白押しです。特に週末の9月1日は8月の米雇用統計とISM製造業景況指数が発表されます。年内利上げがあるのか、利上げ停止となるのかを探る上で重要でしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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