内需の好決算銘柄を狙う【話題のテーマと狙える銘柄】

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設備投資需要などの恩恵享受

3月期企業の第2四半期決算発表は折り返し地点に到達しているが、好調な内容が評価されているのは内需に関連するセクターだろう。半導体や自動車など輸出系にも好決算企業が散見されるが、米中対立や中東情勢不安、ロシアによるウクライナ侵略の長期化など地政学リスクが中長期的な業績不安を増幅させる要因となっている。内需系に関しては食品は値上げの浸透、電機系は生成AIに絡むデータセンターの設備投資需要などの恩恵を享受する。注目銘柄をピックアップした。

日立製作所は生成AI投資

日立製作所(6501)24年3月期通期予想を連結売上高で8兆8000億円から9兆1500億円(前期比15.9%減)へ上方修正。旺盛なDX需要を刈り取り、金融・公共分野などを含めて大口案件が拡大。会社分割により生成AI分野への展開も加速化する。 栗本鐵工所(5602)第2四半期累計の営業利益では当初の18億円予想に対して36億8000万円(前年同期比65.2%増)と大幅に上ブレて着地。ライフライン案件など伸びる。

日清粉Gはインバウンド効果

日清製粉グループ本社(2202)24年3月期通期予想を営業利益で390億円から460億円(前期比40.1%増)へ上方修正。インバウンドの回復等による需要回復が追い風。

OBCは制度改正需要

オービックビジネスコンサルタント(4733)24年3月期通期予想を営業利益で159億5000万円から168億6000万円(前期比14.6%増)へ上方修正。の制度改正の特需を享受。

文化シャッターは物流倉庫・商業施設等の建設需要増大

文化シャッター(5930)第2四半期累計は営業利益で当初の22億円から43億円(前年同期比66.4%増)と大幅に上ブレ着地。大都市圏を中心とする物流倉庫・商業施設等の建設需要増大。

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