10日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比78円35銭安の3万2568円11銭で引けた。
パウエル議長は9日午後に国際通貨基金(IMF)のパネル討議に参加し、インフレを2%の目標に戻すために金融政策が十分に景気抑制的な水準に達したか「確信に至っていない」と述べたことが嫌気され、9日のニューヨーク市場でダウが続落、ナスダック指数が10日ぶり反落したことが重石となったが、時間外のダウトがプラスに転じると後場は下げ幅を縮小させた。
個別ではユニプレス、日揮HD、板硝子、長野計器、ニコンは値下がり率上位に売られ、ソフトバンクグループやホンダも安い。半面、Ubicomとトレンドがストップ高、富士製薬、西華産、I.PEX、酒井重工業は値上がり率上位に買われ、川崎汽船や東エレクも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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