余裕を持った投資【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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7~9月期売り越しだったバークシャー

国内では第2四半期決算発表が一巡して海外でもエヌビディアの予想を上回る決算などが話題となった。一方で投資会社では米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの7~9月期決算で株式売買が52億5300万ドルの売り越しだったことを気にする投資家が少なからず存在した。

必ずしも暴落を予知していない

バフェット氏と言えば商社株の買い増しで三菱商事などが急騰し、全般相場の底上げに貢献しているだけに、売り越しと聞くと暴落を察知して現金化に動いていると懸念する向きもあるだろう。しかし数年前のコロナ暴落前には買い越していたそうなので、必ずしも暴落を予知して売買している訳ではないのだそうだ。実際のところは本人に聞くしかないが、一年を通じてこのタイミングというときに買いに動いているのではと指摘する向きもあるので、年がら年中、義務のごとく売買を繰り返して小幅な損を繰り返す筆者のような個人投資家とは考え方が全く異なるんだと思う。待つも投資。余裕を持った投資を心掛けたい。

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