SQ週で仕掛け的買いあるか?【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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5週ぶりの週足陰線

先週の日経平均は前週末比約194円安と反落、5週ぶりの週足陰線となった。
米国の長期金利の下落を受けての上昇相場だったがさすがに4週連続で上昇すると長期金利の下落を受けても反応が鈍くなってきた。

短期筋のショートカバーが終了

3万4000円台に乗せてくるには更なる支援材料が必要となってくる。
証券取引所が先週末発表した空売り比率は37.9%となっている。
半年間では空売り比率が37%台以下になると下落する傾向にある。
逆に比率が50%に近づくと相場が底入れする傾向にある。
37%台になるということは短期筋のショートカバーが終了したということであろう。
上昇相場に勢いをつけるには空売りの買い戻しは必須である。現状ではその買戻しでの上昇は期待できない。

SQ週にはよく動く

一方、今週はメジャーSQ週でもある。先月、先々月とSQ週にはよく動いた。
最近はコールオプションの売りの締め上げで先物のヘッジ買いを誘発する手口が見受けられ今回もその可能性はある。
アウト・オブ・マネーの出来高が増加してきたら注意が必要である。

転換線が上値を抑える

チャートでは横ばいの5日移動平均線(3万3419円処)を挟んでの相場が続いている。
3万3100円台では買いが入ってくるが33500円に乗ってくると売られる展開である。
一目均衡表の転換線(3万3507円処)が上値を抑えている状態だ。
SQに絡めて上を仕掛けてこないとなると窓埋め(3万2913円31銭)の展開になることもあろう。

今週のレンジは?

先週は146円台までの円高でも株は買われていたがNYダウが4カ月ぶりの高値をとっても日本株の反応は薄かった。
当面は高値もみ合いの日柄調整が続くと思われ「突っ込み買いの吹き値」売りが良さそうだ。
今週のレンジは3万2900円~3万3900円を想定する。

 

(ハチロク)

 

 

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