仕手相場の時代【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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兼松日産農林の株価が13倍超

年末になると古い友人や会社の元同僚など普段の生活ではほとんど交流が無くなってしまった知人と1年ぶりに会話する機会が多くなる。
そのようなこの時期に同僚だった東京の友人と久々に会話していたら、仕手相場の話題に花が咲いた。1995年頃だと「新しい風の会」が演出した兼松日産農林の株価が13倍超にまで急騰したのを思い出したが、もうあれから28年程度が過ぎてしまった。

仕手相場を知らない若者

20歳代の若い投資家だとそんな仕手相場のことなんか全く知らない世代になったんだなと、お互いに年をとったことを痛感した。今やFXや先物など現物株以外の取引を好む投資家も増えてきた。仕手筋と言われる方々は姿を消したが、それに代わる存在は時間外の日経平均先物をも自在に操る海外投機筋なんだろう。ここへ来てはAIも幅を利かせている。
そんな世の中でも業績やチャートを調べて割安銘柄を探すという泥臭い投資は続けたい。

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