日本取引所グループの山道裕己CEOが定例記者会見

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国内外投資家が求めるサービスをタイムリーかつスピーディーに提供

日本取引所グループ(8697)の取締役兼代表執行役グループCEO山道裕己氏による定例記者会見が11月28日に大阪取引所で行われた。

山道裕己取締役兼代表執行役グループCEO

今年は指数先物取引が1988年から始まって35周年になる。この間に東京証券取引所と大阪取引所が統合され、指数先物取引が大阪取引所に集約されたが、今や世界的にみてもデリバテブ取引所としての地位が固まってきたと思う。今年は日経225マイクロなど新たな取引を開始したが今後も利便性の向上、国内外の投資家が求めるサービスをタイムリーかつスピーディーに提供することによって魅力を高めていきたい。

新NISAに向けての環境を構築

株式取引については2024年1月からスタートするスタートする新しいNISAに向けて新しい取り組み行っている。昨年10月から上場企業に要請している投資単位引き下げに関しては株式分割によって既に70社程度が実施しているが、引き続き要請を行い若い投資家にも株式を購入し易い環境を作る。
投資経験の浅い投資家に向けて「価値創造が推定される我が国を代表する企業」で構成されるJPXプライム150指数を開発した。これに絡むETFや投資信託も登場してくると思う。アクティブETFを含めて個人投資家に対して魅力ある環境を構築していきたい。

2023年大納会・2024年大発会の概要

年末年始恒例の2023年大納会・2024年大発会の概要も同時に発表された。今年度の大納会は12月29日15時から開催。東京会場に「2023WBC日本代表監督」の栗山 英樹氏を迎え、大阪会場には市場関係者をはじめ関西経済界の関係各機関が来賓となり、今年IPOを行った関西圏の上場会社を招いて、一年を締めくくる。大発会は1月4日8時40分から行われる。

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