景気指標に目が移る【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均は更に最高値を更新し循環物色の動き

本日の東京株式市場は続伸し、日経平均は更に最高値を更新しました。牽引役は意外なことに業種別で医薬品の値上がりがトップで、銀行、輸送用機器、精密、小売りや卸売りなどが続いています。電気は値下がりしており、急騰続きの半導体関連に利食い売りが出る一方で、出遅れ業種に買いが入るといった循環物色の動きが出てきたように感じます。

トレンドに崩れ足見られず指数優位の展開継続

現状はどこまで日経平均が上昇するのかを占ってもあまり意味はありません。トレンドに崩れ足は見られず、指数優位の展開が継続されており、5日線や25日線などは右肩上がりが継続しているため、これら移動平均線に対し、日経平均が上回っている限り、ついていくほかありません。

今週は景気指標の発表相次ぐ

さて、今週は景気指標の発表が相次ぎます。今晩の米1月新築住宅販売件数に始まり、明日27日に米国1月の耐久財受注額、米12月のS&Pケースシラー住宅価格指数、米2月の消費者信頼感指数、28日は米国 10~12月期GDP改定値、29日は日本の1月の鉱工業生産速報値、米1月の個人所得・個人消費支出(PCE)、米週間の新規失業保険申請件数、米2月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)。月が改まり3月1日に日本の1月の失業率、求人倍率と1月の消費動向調査、米2月のISM製造業景況感指数、米2月の米消費者態度指数確報値(ミシガン大学調べ)が予定されています。

流れが変化する可能性も

このところデヌビディア騒動で世界的に株価が上昇していきましたが、今週はこれら景気指標に関心が戻りますので、流れが変化する可能性もあり注目となります。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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