AI相場が理にかなっている?【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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株高を実感しているのはごく僅か

日経平均は1日に4万円まであと一歩のところで引けているが、その後も売買が続いている先物では4万190円で引けており、週明け4日は4万円乗せでスタートする可能性が高そうだ。  上昇を支えているのは半導体製造装置の銘柄群。筆者の知人は地域開発に貢献する中小型の建設株を好んで買っているが、今回の株高にも全く反応せず底這いだが、その様な銘柄は意外に多い。  株式を購入しない方にも、物価高だけで時給も上昇しない現状の日経平均の上昇に違和感を感じる方も多いだろう。これらを結論付けるなら、半導体製造装置関連の主力株を購入しているか、ETFや先物で日経平均自体を売買している投資家、株を売買しないなら、政府の要請に応えるべく、積極的に給与アップを行える大企業に勤務する方のみが、この株高景気を実感しているだろう。

少子高齢化では理にかなっている

そもそも半導体製造装置の株高に要因になっているAI自体が普及していけば、将来的には様々なところで人件費削減が可能になる。日本は少子高齢化で人口が減っているのだから、理にかなっているとも言える。  そう考えるなら、ごく一部の業種だけで指数が高値を更新するのはおかしいと判断するのは間違いかも知れない。  AIの普及で、人も優劣が明確になってくる。そんな世の中でも、快適に生きていく術はあるのだから悲観する必要はない。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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