重要変化日通過中【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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米景気指標予想下回り長期債利回り急低下

本日の東京株式市場は非常に強い動きとなりました。5日のNY市場では、ISMが発表した2月非製造業景況指数が1月実績を下回ったことや、商務省が発表した1月製造業新規受注も市場予想を下回ったことで、景気減速を織り込むように米長期債などの利回りは急低下しました。

米株安受け売り先行のあと押し目買い優勢

今までの米国株式市場は景気指標が市場予想を下回ると、利下げ期待から株高反応でしたが、昨日は主要3指数全てが1%以上下落という真逆の反応となりました。そのため、今朝の東京市場では売り先行スタートとなりましたが、その後は押し目買いが優勢となり、幅広い銘柄が浮上する極めて強い相場展開となりました。

上昇基調継続か値幅伴った下落か

今週は本日を中心に前後2日間が重要変化日となっていますが、ここで下方転換がない場合、4月24日前後まで上昇基調を継続する可能性が高まります。逆に、この変化日で調整局面入りとなるならば、4月24日前後まで、ある程度値幅を伴った下落に見舞われると思われます。

信用買い残高増え14年ぶりの高水準

昨日、東証が発表した3月1日申し込み現在の信用買い残高は前週比948億円増の4兆999億円となりました。これは2007年8月以来の約14年ぶりの高水準です。投資部門別売買動向では個人投資家は2週売り越していますが、

回転効いていればよいが…

短期志向の個人投資家は、日経平均が史上最高値を更新した局面から買い越す姿勢に変わったようです。株価が高くなっているため、買いが増えれば一気に残高が増えるのは当然ですが、回転が効いていればよいのですが、効かなくなった時は重しとなります。

ビットコイン史上最高値瞬時突破してから急落

ところで仮想通貨のビットコインがNY市場で円換算1033万円台まで上昇し、史上最高値を瞬時突破しました。ところが、そこから、一時896万円台まで高値から13.2%も急落し、959万円で取引を終えています。

日経平均と同時期に天底を付けており注意必要

日足ローソク足は長い上ひげが形成され、大きな出来高を伴った陰線です。ビットコインと日経平均のチャートを重ね合わせると、ほぼ同時期に天底を付けています。今後のビットコインの値動きには注意が必要かと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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