売り先行のあと下げ渋り小幅安
6日の東京市場は続落しました。ただ、日経平均は6円安と小幅下落にとどまっています。前日の米国株市場ではハイテク株が売られ、主要指数が揃って下落した流れを引き継ぎ、半導体関連を中心に利益確定売りが先行しました。もっとも下値での買い意欲は強く、朝方に300円超下落したあとは下げ渋り、ジリ高歩調で一時前日終値を上回っています。TOPIXは朝安のあと早々に上げに転じ上値を追いました。電力や不動産建設など内需株が買われる一方、半導体関連も下げ渋りから上昇に転じる銘柄が増え、プライム市場の値上がり銘柄数は1200と7割を超えています。
アドテストや東エレは朝安のあと上げに転じる
推奨銘柄ではディスコ<6146>やHOYA<7741>は上げ一服ながら、アドテスト<6857>や東エレク<8035>は朝安のあと上げに転じ、AI関連ではヘッドウォタ<4011>が強い動きです。きょうはIGポート<3791>、ファーストA<5588>の利益を確定する一方、VRAIN S<135A>やヘッドウォタ、三菱重<7011>、ローツェ<6323>、アドテストに追撃買いを入れ、超大型受注のQPS研<5595>を買い直し、アイスペース<9348>やエレメンツ<5246>に打診買いを入れました。全般下値は堅く、引き続きAI・半導体関連に加え、宇宙開発関連の噴き値局面も狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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