高値で波乱の展開、一旦調整局面入りか?【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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6週ぶりに週足陰線

先週の日経平均は前週末比約221円安と6週ぶりに週足陰線となった。
4万円を挟んだ動きとなったが4万円台に乗せてくると利食い売りが増え上値を抑える展開となった。
さすがに上昇ピッチが速かった為か節目の4万円では利食い売りが目立った。

調整局面に入ってきた

木曜日には4万0472円まで上昇したがその後は3万9518円まで一気に売られるなど高値特有の動きがみられた。
その後木曜日のイブニング取引では6月限先物で3万8920円まで下落した後、3万9530円まで戻しSQ値は39863.92円とかなり高値で決まった。
SQ週ならではの波乱の展開ではあったが高値で波乱の動きを見せ始めていることは強弱感が拮抗しているということで調整局面に入ってきたともいえよう。

為替も流れが変化

チャート的には週末の引けの時点で5日移動平均線(3万9917円処)が下降し始め一目均衡表の転換線(3万9674円処)を2月7日以来1か月振りに下回って引けている。
また、1ドル150円台で揉みあっていた為替も18日~19日の日銀金融政策決定会合で金融緩和政策の変更がある可能性が出てきたため、147円台まで円高が進んできており流れが変化してきたと思われる。

ボラの高い展開は注意

需給面では月末にかけて3月権利取りの動きも期待できるが月末にかけてGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用リバランスによる売りが出てくる可能性もあり上値を重たくしよう。
年初からの上昇でこの間約7215円上昇した。高値から20%下落で3万9029円、38.2%下落で3万7716円である。
また、25日移動平均線は3万8296円処に位置するためこの水準は意識されよう。
上昇ピッチが速かったまめ買いそびれている投資家も多いと思われ大きな調整にならないと思われるがボラティリティの高い展開が続いているので注意は必要である。

今週のレンジは?

今週は19日に日銀金融政策決定会合、20日にFOMCと重要イベントが控えて動きにくい展開も想定できるが強弱感が台頭し方向性に乏しい展開を想定する。
今週のレンジは3万8900円~4万円を想定する。

(ハチロク)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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