菊池製作所(3444)がストップ高。17日付の日刊工業新聞が「拡張現実(AR)技術を使ってヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)に超音波診断画像を3次元(3D)表示する医療機器システムの開発にメドを付けた」と報じたことが材料視された。
診断画像と実際の患部映像の重畳画面で患部の位置や状態を確認しながら、手術や中心静脈穿刺(せんし)などの処置ができる。2018年4月期中に臨床試験と薬事申請をする計画で、19年4月期の製品化を目指すとしており、将来の収益押上げを期待した買いが向かった。
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