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方向感乏しく横ばい
前週の東京市場は小幅ながら3週ぶりに反落しました。日経平均は前の週から6円下落しています。利下げ期待が再燃したことで休場中の米国株が強く、連休明け7日は600円近く上昇したものの、翌8日は特に悪材料もない中で600円超下落、9日は前場は買い優勢も後場に値を消し、週末も一時600円超上昇したあと大幅に上げ幅を縮めました。日中値幅は出ましたが、方向感に乏しく週間では横ばいで取引を終えています。
好内容でも利益確定売りに押される銘柄目立つ
3月期決算発表がピークを向かえるなか、週明けも決算を手掛かりにした個別株物色主体の動きが続くでしょうが、これまでのところ高値圏にある銘柄が好内容でも利益確定売りに押される銘柄が目立っています。15日発表される米4月消費者物価指数(CPI)の結果次第では全般波乱もあり得ますので、売られた銘柄を含めて好決算銘柄をチェックして慎重に買場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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