夢から醒めて現実を見る【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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期待感が強いアナリスト予想

主要企業の決算発表も峠を超えた。
例年ことながら、次期の業績について2ケタ増益予想の企業でも決算発表翌日は急落するケースも少なくない。決算内容への期待感で既に株価がある程度上昇していたことから利食い売りがでたり、アナリストコンセンサスが会社側予想よりもかなり強気の内容だったことを受けて悲観売りを浴びるケースが多い。アナリスト予想については、その企業の戦略に対してかなりの期待感を持っていることが多いことから、本来なら会社側の予想に悲観する必要はない。

人が動かないと会社は機能

決算発表で会社側の話を聞くと至極当然な予想を立てていると思うので、新規に投資するなら決算発表後に株価が落ち着いてからのほうが賢明だと思う。
今年の決算発表で話を聞くと大半の企業で人件費増と原材料高が利益を圧迫する内容が多かった。マーケットでは年前半、「AIで全てが変わる」として酔いしれたが、現実には人が動かないと会社は機能しない。夢から醒めて現実を見て投資すべきだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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