日米金利上昇を嫌気【転ばぬ先のテクニカル】

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米10年債利回り4月25日の4.737%視界

今週の米国市場では2年、5年、7年の国債入札が行われましたが、マーケット関係者は先行きの長期債市場で金利が低下するよりも高止まりないし上昇する可能性が高いとみて、応札が不調で長期金利が上昇しました。昨日の米10年債利回りは4.610%に跳ね上がっており、5月16日の4.316%から0.3%程度上昇。4月25日の4.737%が視界に入ってきました。

NYダウは明らかに調整局面入り

足元の金利上昇により株式市場で警戒感が高まっており、NYダウは5月20日の4万77ドルから、昨日は3万8441ドルに急低下し、今日の時間外取引では更に300ドル超安となっています。NYダウは13週線を割り込み、26週線(3万8437ドル)に接近。一目均衡表では雲下限を割り込みだしてきており、明らかに調整局面入りとなっています。

警戒警報当てはまりつつある

S&P500とナスダックには崩れが見られていませんが、ここも崩れだした場合は問題です。一昨日の当欄で、先週22日にヒンデンブルク・オーメンが点灯したとお伝えしましたが、正に警戒警報が今回は当てはまりつつあります。

日経平均は26週線維持が大注目ポイント

さて、日経平均はこの1カ月、13週線攻防を繰り返しましたが、その都度上値を押さえられました。そして今朝の急落により、下値支持線として機能してきた5週線を下回ってきました。この下の支持線は3万7225円に走る26週線です。そこでも止まらない場合は3万4830円近辺に走る52週線までの可能性も出てしまうことになり、26週線維持が今後の大注目ポイントということになりましょう。

長期債どのレベルで安定するか

東京市場の株安は、日本の金利上昇も顕著となってきたことが要因でしょう。今日の10年債利回りは一時1.10%に跳ね上がってきました。昨年11月の0.97%から12月末には0.55%まで低下していましたが、半年程で2倍に上昇したことになります。この長期債がどのレベルで安定するのかが大事ということでしょう。日銀の態度表明を待ちましょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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