インフォテリア(3853)が大幅に4日続伸、前日比245円高の1246円まで買い進まれた。25日取引終了後、東京証券取引所が26日売買分から委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする信用規制を解除すると発表したことで買い気が再燃した。
また、前日取引終了後に今2016年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表したさくらインターネット(3778)も急反発に転じてきたことで、フィンテック関連銘柄全般に見直し人気が波及するかたちになった。
さくらインターの第3四半期は売上高89億7300万円、営業利益6億7100万円。連結決算への移行で前期との比較はないが、実質2ケタ超の増収ながら利益は弱含み横ばいだった。営業体制の強化やイベント実施などによる経費負担で利益は伸び悩み気味だが、VPS・クラウドサービスを中心に取り扱いが大きく伸びていることが、ポジティブに捉えられたようだ。
証券市場新聞