タカタ（７３１２）が大幅続伸。１０日取引終了後、１７年３月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された。
売上高６２００億円を６５００億円（前期比９．５％減）、経常利益２９億円を４４億円（同２５．０％増）へ。円安効果で売り上げが計画を上回り、為替差益の発生も利益を押上げる。ただ、米国司法省との司法取引に関連した損失を計上したことで、最終損益は２００億円の黒字から６４０億円の赤字（前期１３０億７５００万円の赤字）に引き下げた。また、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）の連結決算で、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在することが掲載された。
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