「転ばぬ先のテクニカル」~変化日は2月28日

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の東京株式市場は続伸となりました。マーケットが気に掛けていた日米首脳会談は、平穏無事に通過しました。事前に60年ぶりのゴルフ会談が予定されていたことから、当然といえば当然です。それにしても安部首相の祖父にあたる岸信介首相とアイゼンハワー大統領以来というゴルフ対談は、必然だったように感じます。歴史は繰り返すという不思議です。

さて、日経平均株価は寄り付き近辺が高値となりましたが、上値は1月27日高値を更新し、12月21日高値1万9547円、1月5日高値1万9615円、1月27日高値1万9486円で形成した三尊天井形成を否定しました。厳密には大引けベースで1万9467円を抜けることが必要ですが、それを確実にするには銀行・証券の上昇が必要です。

東証業種別指数を見ると、水産・農林、化学、ガラス土石、鉄鋼、非鉄金属、金属、機械、精密用機器、卸売業、小売業、保険業の11業種が昨年来高値を更新しましたが、銀行、証券は届いていません。トランプラリーを引っ張った業種が調整から抜け切れていない印象です。日経平均のパラボリックは陽転、MACDもGCとなり相場は上昇トレンドを取り戻しましたが、1万9500円~600円台の累積出来高が多いために押し戻された格好です。

一方、東証2部株指数は先週11年ぶりの高値を更新。これはシャープの上昇要因が大きいようですが、ジャスダック平均も上昇を継続しており、2006年1月の小泉ミニバブル相場の高値に迫っています。日経平均の高値更新の期待できる変化日は2月28日です。28日は昨年11月9日安値から1月5日高値までの38営業日に対する対等日柄となります。

日々勇太朗

 

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