AI関連物色に再び火が付く
1月第4週目の東京市場はニューヨーク高を追い風に日経平均は一気に4万円を乗せる動きになった。
20日に就任したトランプ米大統領は就任早々に一律に関税をかける大統領令行うなど世界を震撼させる行動を行う懸念があったが、蓋を開けれみればある程度は節度ある大統領令だったことで安心感が拡がった。これに加えてトランプ大統領は民間部門による人工知能(AI)インフラへの最大5000億ドルの投資を発表したことでAI関連物色に再び火が付いた。
ソフトバンクGの「スターゲート」
これに絡んでソフトバンクグループ(9984)と米オープンAI、米オラクルの3社が、「スターゲート」と呼ぶ合弁事業を設立。当初1000億ドルを投資し、初期の主要テクノロジーパートナーとしてArm、Microsoft、NVIDIAも参画し、その後4年間で最大5000億ドルを投資する計画で、孫正義会長兼社長とオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)、オラクルのラリー・エリソン氏がホワイトハウスを訪れて投資計画を表明したことで東京市場でもソフトバンクGや半導体関連などが買われ指数を押し上げた。
コールの買戻しが指数を押し上げ
24日の日銀会合での利上げで急落を当て込んでいた投資家が225オプションのコールで大量の売り建てを行っていたが、予想外の4万円突撃」の動きでこのコールの買戻しが指数を押し上げた。
週明けは4万円回復からの大幅反発
週末24日のニューヨーク市場は持ち高調整の売りからダウとナスダック指数ともに5日ぶりの反落となっているが、東京市場の大引け後に行われた日銀・植田総裁の会見が想定内の内容だったことを受けてナイトセッションの225先物は540円高の4万480円で引けており、週明けは4万円回復からの大幅反発でのスタートとなりそうだ。
短期的には強い動きの乗る戦略か?
米国ではFOMCが28─29日に開催されるが、据え置きがコンセンサスで、市場の関心は本格化する3月期企業の第3四半期発表に関心が移る。ディスコ(6146)やニデック(6594)が悲観売りを浴びただけに主要企業の発表が一巡するまでは一旦は様子見の動きも想定されるものの、2週目までは売り越していた海外投資家のスタンスが今回の「スターゲート」計画で投資スタンスが変化している可能性が高く、4万円乗せから最高値トライの可能性がある。トランプ大統領による関税の詳細が気になるが短期的には強い動きの乗る戦略か。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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