「記者の視点」~来期意向の業績の伸びにポイント

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

15日の日経平均は199円高と急反発、NY株高とイエレンFRB議長の議会証言を受け、ドル高・円高が進んだことで買いが優勢になり、前日の下げ分をほぼ埋めた。ただ、買い一巡後は当面の利益確定売りや戻り待ちの売りに膠着感を強めている。東芝が債務超過転落で大幅に続落したことも投資家心理を冷やした。

日経平均1万5000円台は出来高をこなした上値抵抗ゾーンであり、下値は堅いが上値も重い。一方でジャスダック平均は25年来の高値、マザーズも3日続伸、2部指数、中・小型指数も堅調で、中小型株志向が強まっている。3月期企業の3Q決算発表が出揃い、今期の業績予想はすでに株価に織り込んだと判断され、今後は来期以降の業績の伸びにポイントを置いて銘柄が選別されていくと考えている。

ヨコオ(6800)は自動運転関連技術による業容変貌期待強く、大勢上昇トレンドのなか、株価噴き上げ局面が近い。安川電機(6506)はロボットエンジニアリングで再飛躍期を迎え、下値切り上げ続く。ナカヨ(6715)は5Gに関連して業績急拡大が期待され、ひそかに新値追い。Vテクノロジー(7717)はピーク益大幅更新で、株式分割を考慮した上場来高値2万100円を意識、25日移動平均1万6400円近辺が当面の下値メドで、連動性を強める半導体ウエハ搬送機、液晶用ガラス基板搬送機のローツェ(6323)もマーク。

株山券壱

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