戦後の4月相場は48勝27敗と勝率64%
早くも3カ月が経過し、本日から新年度相場入りとなりました。月足は2カ月連続陰線形成となり、2月半ばからは厳しい相場展開となっていますが、戦後の4月相場は48勝27敗と勝率64%となっており期待したいものです。
一時3万6000円台回復も戻り売りに押される
さて、本日の東京株式市場は日経平均が4日振り、TOPIXは3日振りに反発しました。寄り付きは買い先行スタートで日経平均は一時3万6000円台を回復する場面がありましたが、戻り売りに押された形です。
NY市場マチマチもダウは下げ止まり終盤切り返す
3月31日のNY市場はマチマチの展開でした。前日30日にNBCニュースの電話インタビューに応じたトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領に「腹を立てている」と述べたことで、ロシアとウクライナの停戦期待が後退し売り先行スタートとなりました。その後、米3月シカゴ購買部協会景気指数が発表され、2月の45.5から低下予想に対し、47.6と上昇し、23年11月来で最高となったことで相場は下げ止まり、終盤にかけては月末及び四半期末に伴うドレッシング買いが入り、NYダウは切り返しました。もっともシカゴ購買部協会景気指数は16カ月連続で活動の縮小となる50割れ。
東京市場買い先行も売り方の一部買い戻しにすぎない
NYダウが反発したことで、今朝の東京市場は買い先行スタート。足元3営業日で日経平均が2430円下げていただけに自律反発といったところ。明後日発表される「相互関税」前に、売り方が一部買い戻してポジションを軽くしているに過ぎないと思われます。
日経平均は「下放れの二本黒」で底抜けに注意
日経平均は昨日の大陰線に続いて陰線が連なる黒並びとなりました。下降トレンドで、ジリ安の局面から下放れして現れた「並び黒」であり、酒田五法における「下放れの二本黒」と呼ばれる型であり、更なる下落の前兆となり、底が抜けることもあるため注意が必要です。昨日の1502円安から本日は一時434円高までありましたが、ザラ場で昨日の安値を4円程度ですが割り込んだことが気になります。
TOPIXは「陰の陰はらみ」で上昇転換の可能性
一方、TOPIXは陰の陰孕みとなりました。一般に底値圏で「陰の陰はらみ」が出現した場合、売りエネルギーが低下してきていることを示します。さらに、明日、抱き線(包み込む陽線)や上寄りの陽線が出現した場合は、下降トレンドが終焉し、相場が転換した可能性が高いと見ることができる場合が多いものです。
4月相場は個別物色主体で二極化するかも
日経平均とTOPIXとは位置関係も違うため、4月相場は個別物色が主体となり二極化するのかもしれません。
6日騰落レシオは昨日段階で71%に低下
ところで、3月19日に短期6日騰落レシオが222%と超過熱状態であることをお伝えしました。その6日騰落レシオは昨日段階で71%に低下し、本日は77%へと少し回復ですが、既に売られ過ぎ水準に落ち込んでいます。直近では2月20日に75%まで落ち込み、翌21日の55%で底入れも、その後、62%→63%→71%→63%→103%と平時を取り戻すのに4営業日掛かりました。
資金を集める銘柄と沈んでいく銘柄に分かれる
短期騰落レシオからは買い場探しとなりそうですが、テーマ株や業績動向により、資金を集める銘柄と沈んでいく銘柄に分かれるのではないでしょうか。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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