東京株式市場は続落
本日の東京株式市場は続落となりました。
14日のNY市場主要3指数はマチマチの展開
14日のNY市場は貿易協議や減税案の進展を好感し上昇スタートも、その後、年内の利下げ期待の後退や長期金利の上昇を警戒し、ダウは下落に転じました。一方、エヌビディアなど半導体は引き続き買われ、ナスダックは終日堅調に推移し、主要3指数はマチマチの展開でした。
急速な円高嫌った輸出株売りが指数押し下げる
昨日の夕刻にドル円が147円台から145円台半ばへ急速に円高が進行する局面がありました。米国は世界各国と貿易交渉を行っていますが、通貨政策に関する協議は行わないとしており、ドル安を模索していないと伝わっていますが、加藤財務大臣が20日~22日にカナダで開催されるG7財大臣・中央銀行総裁会議でベッセント財務長官と二国協議を行い、為替について協議することを検討していると語っており、円安是正を巡る観測により円高が進行しました。本日は146円台前半で取引されており、この円高を嫌った輸出株売りに指数が押し下げました。
日経平均、TOPIXとも5日線割り込む
日経平均、TOPIXともに本日の下落で5日線を割り込んできました。4月23日以来の5日線割れとなっており、こうなるとアルゴリズム取引の利食いが一斉に入ってきたのかもしれません。
米10年債利回り4.5%台に乗せる
ところで米10年債利回りが4.5%台に乗せてきました。
トランプ関税が発動され、米国売り現象が起きた時のレベルに戻ってしまいました。
米国家債務36.2兆ドルのうち9.2兆ドルが満期
米国の国家債務は36.2兆ドルに達し、今年はそのうち9.2兆ドルが満期を迎えます。この額は米国のGDP予測値の約31%、政府総収入の約2倍に相当し、市場に与える影響は計り知れません。特に、満期を迎える債務の7割が今年の前半に集中しており、金利動向や経済の安定性に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。
新規国債発行による借り換えが金利上昇招く可能性
当然、新規に国債を発行し借り換えすることになりますが。例えば10年債を取り上げると、2015年当時の金利は2%台前半で推移していたため、新発国債のクーポンは2倍程度上昇することになり、その分、借り換え債は金利上昇分余計に発行せねばならないということになります。その時、国債供給の増加が金利の更なる上昇を招く可能性も否定できず、
売れ残れば財政リスク意識し株価下落圧力に
借り換えがスムーズなら問題はありませんが、売れ残れば投資家は財政リスクを意識し、株価の下落圧力になりますので、米債市場への注目が高まるものと思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp



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