荒川化学は機能性コーティング事業好調

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足もと収益急回復を牽引

荒川化学工業(4968)は25年3月期に3期ぶり黒字浮上、26年3月期は連結営業利益28億円(前期比2.64倍)を見込んだ。千葉アルコンの本格稼働に時間を要し、水素石化樹脂が全社の足かせになる一方、足もとの収益急回復を牽引しているのが、機能性コーティング材料用の光硬化型樹脂やハードディスク用精密研磨剤で、スマートフォンやディスプレイ関連分野の需要回復に伴い、販売が伸び収益性も改善、機能性コーティング事業のセグメント利益は16億円(前期比31.3%増)と今期も大幅増益を計画する。

光硬化型樹脂増産、先端用途開拓も

光硬化樹脂は大阪工場と福島県の小名浜工場を増強、生産能力を4~5割引き上げ、2030年までの需要増に対応する体制を整えた。既存用途に加え、フルダブルスマホや車載パネルの大型化に対応する光学ディスプレイ用途の需要開拓を進めており「すでにユーザーの認証を取得して納入が始まっている」(会社側)という。また、ニーズが強まっている非シリコーン系熱硬化型機能性コーティング剤にも注力。増産と先端分野の用途開拓の効果は来期から表面化するが、今下期からも一部貢献が見込め、収益上積みが期待される。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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