大和ハウスはセミオーダーで戸建拡販

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着工増え今期中に一部収益貢献

大和ハウス工業(1925)の24年3月期第2四半期は計画を上回り、連結営業利益1911億6300万円(前年同期比23.6%増)と2Qとして過去最高を更新、通期予想を3800億円から3850億円(同17.3%減)に上方修正した。第3四半期以降も物流・商業施設など開発物件の売却やホテル事業は順調、米国戸建住宅も底堅く推移しており、国内戸建住宅をテコ入れすることで一段の収益上乗せを狙う。
新設住宅着工戸数は前年割れが続くなど国内住宅市場は厳しく、同社も苦戦を強いられており、「Ready Made Housing.(レディ・メイド・ハウジン
グ)」という分譲住宅の新しい考え方を打ち出し、本格的な拡販に乗り出した。品質、立地を含めた優良物件で分譲住宅に注文住宅の要素を取り入れたセミオーダーにより、アフターサポートを含めた価格以上の価値を提供、ニーズのあるオーダーをパーツとして用意することでコストも抑えている。
すでに全国で用地手当てが進み徐々に着工が増えており、「今期中に一部収益貢献してくる」(会社側)としており、木造住宅にも採用していく構え。

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