「転ばぬ先のテクニカル」~3月の変化日はまず10日

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

現在の出来高の減少は何を物語っているのでしょうか?東京証券取引所が売買単位を100株に統一することを進めている影響なのでしょうか?そうであれば出来高ではなく売買代金で相場を推し量ることを「癖付け」する必要があります。

しかし、それでも昨日の売買代金は1兆7209億円なのであり、活況の目安とされる2兆円には届きません。このような閑散相場では日経平均の高値更新は難しく、個別物色に頼らざるを得ません。ジャスダック平均の17連騰、マザーズ市場の11連騰がそれを物語っています。

2月最後の変化日とした2月28日の前日1万8995円安値から立ち上がったかに見えた相場は、取りあえずザラ場高値更新とはなりましたが、その日の上放れ陰線から3日連続陰線となり、昨年4月末同様に最高値からの急落を思い起こさせる足型となりました。

3月の日柄変化日はまず10日です。11月9日安値から1月5日高値の38営業日数に対し、1月18日安値から38営業日数が3月10日。同様に11月8日安値から1月18日安値までの46営業日数に対し、1月5日高値から46営業日数も3月10日。更に1月18日安値から2月13日高値までの19営業日数の対等日柄+1日が3月10日と近似値です。

この時までに大引けベースで年初来高値更新となっていれば、2万円の大台乗せしていることでしょう。逆に更新できなければ3月10日安値形成となり、仕込み場といった見方が成り立ちます。

日々勇太朗

 

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