６日の日経平均は前日比９０円安、北朝鮮の弾道ミサイル騒ぎで、為替が１ドル１１３円台後半と円高に振れ、輸出株を中心に売られ続落となりました。週末にメジャーＳＱ算出と米雇用統計を控え、見送り気分が強く、終始小動きにとどまりましたが、日経平均はわずかながらも５日移動平均線を割り込んでおり、戻りが鈍ければ２５日線や５０線が位置する１万９２００円台前半までの下落を覚悟せざるを得ないかもしれません。
ジャスダック、マザーズ、２部指数が続伸するなど、中小型株の個別物色は続いていますが、高値圏にある銘柄のなかには利益確定売りに急落するものやしっかりしていても出来高が細っているものが散見され、人気銘柄の縦追いにはやや買い疲れ感が感じられます。利益が乗っている銘柄は一旦ポジションを軽くして改めて押し目を拾う、あるいは値下がりリスクの小さい銘柄に乗せかえるのも一法でしょう。
スカラ（４８４５）は仕切り直し、安川電機（６５０６）は押し目狙い。デュアルタップ（３４６９）は短期張り。ヨコオ（６８００）、ローチェ（６３２３）、共和電業（６８５３）は高値圏で値動き鈍り一旦利益確定へ。Ｎｕｔｓ（７６１２）、アルメディオ（７８５９）、Ｖテクノロジー（７７１７）は動きを見極めです。
花咲 翁
