「転ばぬ先のテクニカル」~3月の変化日はまず10日

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は3日続落となりました。先週木曜日高値1万9668円からは一昨日まで3本連続の陰線となりましたが、昨日はかろうじて4陰連を回避しました。しかし、日経平均、TOPIXともに5日移動平均線を割り込んできました。

一方、ジャスダック平均は18日連騰、東証二部株も最高値を更新していますが、マザーズ市場は12営業日振りに反落し、日足は前日の陽線を陰線で包み陰線包み足の天井型となりました。小型株もそろそろ危ういシグナルが灯ったように思います。

ところでNY市場。3月1日に窓空けの上放れ陽線を立て、2万1169ドルの史上最高値となりましたが、翌日の日足は前日の陽線に陰線が孕み、翌々日からは十字足に近い足で1日安値を切ったことで天井表示が点灯。5日移動平均線(3月6日現在:2万978ドル)を割り込み、一目均衡表の転換線(3月6日現在:2万930ドル)がサポートされるかどうかに注目です。

NYダウの日柄を週足ベースで見てみると以下のようになっています。2016年2月11日週1万5660ドル安値~4月20日週1万8096ドル高値まで10週上昇。4月20日週1万8096ドル高値~6月27日週1万7140ドル安値まで10週下落と推移。その後、6月27日週からは7週上昇・11週下落と都合18週で11月4日週に1万7888ドル、そこから3月1日高値2万1115ドル高値まで17週上昇と推移しています。

今週高値更新となるならば対等日柄週に該当。下を取っても日柄近似値で変化があっても驚きにあたりません。

今後のスケジュールを確認すると、9日(木) ECB理事会・EU首脳会議(10日まで)、10日(金)米2月雇用統計、15日(水) 米FOMC・米債務上限の期限・オランダ下院選挙、16日(木)日銀金融政策決定会合(15日から)・BOE理事会・米予算教書?、17日(金)G20財務省・中央銀行総裁会議(18日まで)。

このように見ていくと、なかなか上を買い上がるには難しいイベントずくめです。

日々勇太朗

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