「転ばぬ先のテクニカル」~サポートライン割り込めば?

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の東京市場は、先物に纏まった売りが出て一時1万9198円まで下げる場面がありました。メジャーSQ週は「荒れる水曜日」とよく言われますが、昨日はポジション調整の動きが出たようです。一昨日は5日移動平均線を割り込みました。昨日は25日移動平均線割れが意識されましたが、辛うじて守りました。

現在25日線は1万9241円を走っており、一目均衡表の基準線が1万9236円に、先行スパンAが1万9133円に位置していることから、ここで踏ん張り切れるかどうかに注目が集まります。本来ならばこの各種サポートラインが走る位置は押し目買いの手を振るところです。

3月6日の後場の当欄で指摘したように、酒田五法では「押しは三手、五手」と述べました。三手目も五手目も日足は陰線だったことが気に入りません。差込み陽線が出てこないことが今の相場で安易に押し目買いを入れるべきではないと訴えているように感じます。

サポートラインを一時的に割り込むケースでは75日移動平均線の走る1万9053円や2月27日安値の1万8995円を守れるかどうか。1月18日安値が1万8650円、2月7日安値が1万9805円、2月27日安値が1万8995円と安値を切り上げてきました。

仮に2月27日安値を割り込むと短期急落の可能性が出てきます。その場合は1万8200~300円を覚悟する必要がありましょう。11月9日安値の1万6111円から3月2日高値の1万9668円の上げ幅に対する38.2%押しの位置です。

もしそんな展開になるのであれば、そこは全力で買いの手を振る局面ということになりましょう。

日々勇太朗

 

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