買戻しによる反発で金曜日の高値突破できるか?
本日の東京株式市場は反発しました。先週末の東京市場は売買代金が8兆7515億円と過去最高に膨らみました。日銀がETFの売却計画を発表したことで株価が乱高下したが故の急増です。ただ、年間売却額は少なく、市場に与える影響は限られることから買戻しにより上昇している、というのが本日の光景ですが、ここで先行きを考えた場合、金曜日の高値である日経平均4万5852.75円を突破できるかできないかに係っていると思います。
24日の寄り付きが今後のトレンド考える上で大事
過去の日銀会合でも、その日が高値だったケースが何度かあります。その高値をブレイクしたケースでは更に上昇継続、越えられなかったケースでは戻り売りに押され、その後、数カ月は下落に転じたという経験があります。もし、金曜日高値を超える場合は4万7000円程度までの上昇、超えられない場合は4万円以下へと沈み込むと大まかに考えておくべきでしょう。日足は陰の陽孕み。24日の寄り付きが今後のトレンドを考える上で大事となります。
日米で半導体株の連動性なくなる
このところ、日米で半導体株の連動性がなくなっています。これはかつてあまり見られなかった現象です。先週末のNY市場では半導体SOX指数は0.73%下落していました。しかし、本日の東京市場ではレーザーテックが年初来高値を更新。アドバンテストや東京エレクトロンも買われています。
ファンドマネージャーは半導体買わざるを得ない
投資信託などを運用するファンドマネージャーは、一気に上昇する半導体株に関し、本来なら利食いして下落するのを待ちたいはずです。しかし、このまま上げ続け、期末決算にベンチマークに負けてしまった場合、半導体を持っていなかったからでは済まされないというジレンマに陥っていることでしょう。だから買わざるを得ない。
指数引っ張り上げたい投資家の仕掛け買い
このような環境の中で戦っている彼らの存在が分かっているから、押せば買いが入るといった見方が成り立ち、連日の急騰が続いていると考えられます。これが、指数を引っ張り上げたい投資家の仕掛け買いということでしょう。
好循環壊れた時が怖い
となれば、この好循環が壊れた時が怖いのではないでしょうか。それが近いと感じています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


コメント