TOPIXが25日線割れ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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SQ値を割り込み下値模索

本日の東京株式市場は4日続落となりました。やはり終値ベースで9月限SQ値を割り込んだことで下値模索に移ったようです。

NY市場薬価引き下げ合意で医薬品株中心に上昇

昨日のNY市場では、トランプ大統領が米国内での薬価引き下げに合意した発表。また、10月1日からブランドまたは特許取得済みの医薬品に100%関税を課すとしていましたが、3年間の猶予を与えるとしたことで医薬品株中心に上昇しました。

「つなぎ予算」否決され混乱生じる恐れも

一方で、連邦議会上院で「つなぎ予算」が否決されたことで、日本時間で本日の13時から政府機関の一部閉鎖されたようで、連邦政府の職員が大量に一時解雇される可能性が出てきました。そのため、経済指標などは公表が延期され、混乱が生じる恐れもあります。

日銀短観大企業製造業DIは予想通り改善

さて、今朝8時50分に9月の日銀企業短期経済観測調査(日銀短観)が発表されました。今回は日米関税合意に達して初めての短観で、大企業製造業は改善、大企業非製造業は小幅悪化が見込まれていましたが、結果は大企業製造業のDIはプラス14と市場予想通り、大企業非製造業のDIはプラス28(市場予想はプラス29)で着地。大企業製造業は関税合意による不確実性が低下したことや、コスト高を販売価格に転嫁したことが改善に寄与したようです。

造船・重機分野DIは別次元で当面安泰

業種別で見ていくと、国防とインフラに絡む造船・重機分野がプラス36の高水準となったことが目を引きます。この造船・重機の2005年~2024年の平均値はマイナス3.3でしたので、足元のDIは別次元となっており、この先、国防費がGDP比2%に引き上げるのならば、当面は安泰の業界と言えそうです。

日経平均4万4000円前後で押し目完了なるか

さて、日経平均は昨日、一昨日と2日間かけても9月中間決算の配当権利落ちを埋めることができず、9月SQ値を割り込んだことが嫌気されているようです。現在、25日線が4万3973円、一目均衡表の基準線が4万3843円に走っており、4万4000円前後で押し目完了となるのかどうか。

TOPIXは3042ポイント上死守できるか

TOPIXは25日線(3123ポイント)、一目均衡表の基準線(3124ポイント)を割り込んでおり、9月3日安値の3042ポイント上を死守できるのかどうか。仮に割り込むケースでは2976ポイントに位置する75日線を目指すことになりましょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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