今週は首班指名に関心【記者の視点】

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週末には値を崩す

10月第3週の東京市場は15日の吉村日本維新の会代表と高市自民党総裁との会談で自民と維新が連立政権も視野に政策協議を本格化させることで合意したことを受けて16日に日経平均は4万8000円を回復したが、その後はニューヨーク市場で不良債権問題による信用不安で地銀株が急落したことを受けて、メガバンク筆頭に銀行などが売られる展開で週末には値を崩す動きになった。

日経平均VIは一時36.78まで急伸

米国ではザイオンズ・バンコープが16日、商業ローンに関連し、借り手による不正疑惑で5000万ドル(約75億円)の損失が生じたと開示。契約上の不履行などを理由に融資先を提訴したことを受けて地銀株が急落、これが東京市場でもメガバンク筆頭に金融株の下落に波及し、17日には日経平均VIは一時36.78まで急伸した。

ナイトでは4万8290円まで上昇

その後、17日のニューヨーク市場ではザイオンズ・バンコープが反発し、地銀のフィフスサード・バンコープ(FITB)も好決算で買われるなど金融株が持ち直したことやトランプ大統領がインタビューで対中通商交渉に前向きな姿勢を示したため警戒感が後退し主要3指数は揃って上昇。これと同時に国内では、自民と維新が連立協議で前進し、高市政権誕生が確実視されたことでナイトセッションの225先物では4万8290円まで上昇している。米国の金融株の動向は引き続き注視する必要があるが、日経平均VIが低下してくれば、再び上昇基調に向かう期待が高まる。

 

組閣と経済対策とトランプ来日

今週は21日に臨時国会が召集され首班指名が行われる。既に野党の3党協議から維新が離脱していることから、仮に維新が高市早苗総裁に投票しなくても高市首相の誕生は間違いない。今後は組閣と経済対策、その先の高市新総理とトランプ大統領の首脳会談に関心が移ることになる。
維新が提唱している議員定数削減や副首都構想が具体化してくれば、自維連立政権への期待から株価も高値を目指す可能性がある。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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