「正直じいさんの大判小判」~下値警戒でショート狙いも

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

30日の東京市場は反落、日経平均は後場に入って下げ幅を広げ、151円安で引けました。東証1部売買代金は概算で2兆600億円、売買高は18億5000万株をこなしています。上海総合指数が1%超下落する場面があり、中国株安が警戒されたようですが、全般上値が重く、為替も方向感がないことから、前日まで買われていた高配当銘柄を中心に一旦買いポジションを閉じる動きが増えたと感じました。

引け後に発表された3月第4週の投資部門別売買動向で外国人投資家が6週連続で売り越しています。やはり現在の為替水準ではドルベースの日経平均に割安感がないのでしょう。売り越し額も3740億円と前の週の4070億円に次ぐ規模です。一方、個人は2週連続で買い越しており、買越額も3270億円と前の週の1330億円から大幅に増えました。昨年来押し目買いで成果をあげてきた個人が、今回も海外勢の売りに買い向かう構図が続いています。

ただ、日経平均のチャートの形状はまたしても悪くなりました。全般下値を警戒しなくてはならない状況で、高値圏で動きの鈍った銘柄は手仕舞い、あるいはショートを狙ってもいいでしょう。買い参戦は中長期成長期待銘柄の買い下がり方針で、ポジションに余裕を持って対処したいとことです。

ヨコオ(6800)は前日反発ながら、動きが鈍ればショート。一方、昨年IPOのホープ(6195)は下値狙い。ホソカワミクロン(6277)、スカラ(4845)、アイティフォー(4743)は買い下がり方針も前場は様子見です。

花咲 翁

 

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