「正直じいさんの大判小判」~ショートたたみ打診買い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

6日の東京市場は急反落、日経平均は264円安と急反落し、ここ3カ月間続いてきたボックス相場の下限を割り込みました。全面安商状で東証1部の値下がり銘柄数は1919と今年最多、NY株安と円の高止まり、米朝関係の緊迫化も重なりリスク回避の動きが加速しました。

ただ、東証1部の売買代金は概算で2兆4600億円とさらに膨らみ、主力株には押し目買いも入っています。投資主体別には海外勢の売りに個人が買い向かう構図が続いていますが、3月第5週を見ると、海外投資家は7週連続で売り越しながら、売越額は549億円と前の週は3741億円から急速に細りました。

底割れになった以上、下値への警戒は解けませんが、調整は最終局面にあることは間違いなく、一旦ショートポジションをたたみ、打診買いを入れるタイミングでしょう。

ヨコオ(6800)は当面の下値に届き買い戻し。一方、動物高度医療(6039)は成長期待強く、新値抜けから一段高に進みそうです。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などメガバンクは突っ込んだところ狙いたいと考えています。

花咲 翁

 

 

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