27日午前の東京市場は5日ぶりに反落、日経平均は45円安です。当面の利益を確定する売りが優勢でしたが、値上がり銘柄数が1120と半分以上を占めました。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆500億円をこなしており、好業績株や出遅れ株が買われ、三菱UFJ(8306)が朝安のあとプラスに浮上するなど、指標と見ているメガバンクも底堅く推移していす。
1万9200円から上は本格的に戻り待ちの売りが出るゾーンですが、買戻しも下値を支えているのでしょう。朝安のあと下げ幅を縮めており、押し目は強気で対処していいと考えています。高値抜けから一段高が期待できる好業績銘柄と出遅れ銘柄のリバウンドで値幅を狙う投資スタンスに変更はありません。
動物高度医療(6039)は直近高値を窺う動き。澤藤電機(6901)は半値戻しで760円、3分の1戻しでも670円が目標になります。一方、EIZO(6737)はやや動きが鈍く後場は見送りとします。
花咲 翁