２７日大引けの東京市場は５日ぶりに反落、日経平均は前日比３７円５６銭安の１万９２５１円８７銭で引けた。前日のＮＹダウの反落で利益確定売りの展開で、売り一巡後は好業績銘柄中心に買われ下げ渋る動き。
個別では東洋機械がストップ高、ダイワボＨＤ、メディアスＨＤ、ベリサーブ、Ｖコマース、イフジ産、大同特殊鋼、いであ、ＤＩＴ、山洋電気は値上がり率上位に買われ、キヤノンも高い。半面、タカタがストップ安、ヤフー、ＳＨＯＥＩ、ルネサス、ＬＩＮＥ、日立国際、新明和工、日立ハイテク、コアも値下がり率上位に売られている。
トランプ米大統領が示した税制改革案については議会を通過できないという見方が多く、これがＮＹ市場の上値を抑えた。ただ、過度な期待もなかったことから、後場からは小幅安で推移。国内ではゴールデンウイークを控えていることもあり、ポジションを一方向に傾ける動きにはないようだ。
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