「転ばぬ先のテクニカル」~回転が効く展開へ

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

GW明けの東京市場は上放れ、累積売買代金123兆円の壁をいとも簡単に上りきりました。これで回転が効くようになり、一段高期待が膨らむことでしょう。

しかし、4月17日に68%で底打ちした騰落レシオは12営業日で112まで急上昇。14日にマイナス3.4%になっていた20日移動平均線との乖離率はプラス5.3%に急拡大。日経平均採用225銘柄のうち25日線超は209を数えます。TOPIX型ではプラス乖離が1894、マイナス乖離はわずかに102です。

いかにもやり過ぎ、買われ過ぎという言葉が語られる間は、株価は上がるものです。しかし、我慢できずに飛び乗ったところが高値ということもしばしば起こります。冷静に押し目を待つところではないでしょうか。

好業績・成長期待のキーウェア(3799)、底打ち完了から高値更新期待の(7867)タカラトミーに注目しています。

日々勇太朗

 

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